全回:サザナミのうつ病体験/克服記(その8 ゲーム依存から脱出編)
うつ病になっているときの有酸素運動
「有酸素運動」とは、ジョギング、散歩、水泳といった酸素呼吸を行う運動のことを指します。
正直、私は体育会系ではないので運動はあまり好きではありませんでした。
うつ病になったのは
「運動をしないからだ!」
「精神力が足りないからだ!」
ともよくボロボロと周囲に言われてましたが、運動をあまりしていなかったのが原因かなとも思っていました。
うつ病にかかった当時は、何もする気力が湧かなかったので、家に帰ってはぐったり寝てばかりいました。何も考えたくなかったので、現実逃避的にシャットダウン。
今考えると、うつ病というのも、防衛反応なのでしょう。
ただでさえ、体動かすのが大変。ぐっすり寝たからといっても疲れがとれるものではなく、慢性疲労的にぐで~っと怠い。
しかし、寝てばかりなのも体が怠けるので、しだいに鬱が寛解してくると「運動もしないとな~」と少しずつ運動をやっていました。
会社は近く、また私服で通勤できる会社だったので朝はジョギングを毎日やっていました。
朝のジョギングもストレスが発散できて眠気覚ましにもよかったのですが、その疲れの疲労でまたどっと疲れが押し寄せ、いつも昼間まですごい眠気でたまにこっそりと誰もいないところで仮眠をとったりもしていましたね。
うつ病の時は、健康的なときのように運動した後もすがすがしさを感じず、スッキリ感を感じられないんですよね~。なので、簡単に「運動しろ!」と言われても運動すればするほど疲れがどんどん蓄積されていく感じ。だから長続きさせるのはけっこう大変です。
本当のうつ病になっている人ならわかるのではないかと。
運動やってうつ病がどんどんと解消されていくのが実感できればいいんですが、気分はどよーんとしたものがつきまとって、あるところから上は這い上がれない感じで有酸素運動だけでうつ病を克服させるのは限界がありますね。
しかし、それでも通勤をジョギングにしていたので、それほどひどくまではならなかったのかな~とも思います。
有酸素運動の効果とは
「有酸素運動」の効果は、脂肪を燃焼して肥満を防止することや、血流をよくして新陳代謝を促進しアンチエイジングなどにも効果があることでよく知られています。それ以外に注目されているのが脳神経細胞の栄養素「BDNF」を増やすことです。
うつ病になっている人は、ストレスホルモンのコルチゾールが脳に入って毒素となって働き、脳の神経細胞がどんどん破壊されていくんだそうです。
そのために、脳容積も健常者よりも萎縮し、特に認知機能や記憶に関わる前頭前野、海馬といった領域の神経細胞が減少していくんだそうです。
なので、うつ病になって長期化するほど、脳の働きがどんどん悪くなって集中力、記憶力が低下し簡単な作業をするのもミスが増えたりする原因にもなります。
実際に、私もミスばかりしていて簡単な計算ミスをよくしてましたね。文章を書くときも言葉がぜんぜん出てこないので、仕事のペースも遅く、無駄な残業ばかりしていました。それがどんどん年齢とともにひどくなっていき、記憶力がほんとうに落ちてうっかり忘れもので迷惑ばかりと仕事への自信もなくなっていました。
うつ病になっている人は、将来認知症にかかるリスクも高いんだとか。
実際に、親類にうつ病になっている人も認知症になっている人みかけます。
本当に、頭の働きが悪くなってくるので、これは「認知症になるな」と感じますね。
で、「有酸素運動」をしてBDNFを増やして神経細胞をどんどん増やして、うつ病、認知症の予防に効果が期待できるとされているわけです。
で、BDNFを増やすにはSSRIが効果的といってSSRIを投入する医師もいます。
が、副作用、離脱症状で悪化するんですな( 一一)
向精神薬すべて離脱症状があるので注意が必要ですね。
大神さんのセラピー後の有酸素運動は効果が違う
うつ病のときには、いくら有酸素運動をしても、正直よくなっていっているという実感はありませんでしたね。
とはいえ、ストレス発散と健康維持程度で流行っていた感じで治る希望はもてませんでした。
なかなか本に書いてあることの理想どおりにはいかないものです。
学問というのも、頭でっかちな学者が自分で試さず狭い視野でつくりあげた理論ばかりで、総合的にみて考えていない。運動だけでは無理なのでしょう。
しかし、大神司先生の「Natural Selfcare Program」セラピーを受けてからというもの本当に体が軽くなって、有酸素運動をすると格段にアップしてメンタル面の上昇が実感できますね。
もう薬も全く飲んでいない完全復帰状態ですが、今は有酸素運動に力を入れ、さらに上を目指しています。
これは、有酸素運動だけでなく、呼吸法、音声療法、マインドフルネスなどすべてにいえますが、効果の実感がいまいちで停滞して長続きしなかったものも、本当に効果が湧いていうなーと実感できるようになりました。
脳細胞も、だんだんと蘇ってきているのか、記憶力、集中力が日増しに確実にどんどんアップしていってます。今、こうしてブログを書いていますが、以前ブログ書いていたときは、文章がなかなか湧いてこずに本当に書くのが遅いし、誤字脱字も多くてひどかったんです。3日かけて1ページがやっと。
今は、だいたいスピードもアップして3時間以内には書き上げていますね。
やはり、脳細胞が増えると、それだけ神経伝達物質も増えていくので、精神面もだんだん安定してきますし、脳の働きも高まってくるので発達障害的な症状も緩和されていく感じがします。
やはり、継続力が保てないのも
「効果がでないから長く続かない」
ですよね。
残念ながら、うつ病になると、すべて効果が実感できなくなる・・
⇒食事療法、瞑想、運動、暗示、サプリ、・・・
あれこれ効果はあると言われて実際やっても効果でない・・
無駄な出費ばかり・・結局なんだったんだ・・の悪循環ループ。
次から次に新しい療法が出て、
それに期待して受けても結局効果なかったの繰り返しパターン。
そして、誇大広告ばかりということに気づいてくる。
しかし、大神さんのセラピーは本物ですね。
今はこのページを見ながらBDNFの増やし方を学びながら取り組んでます。
以前は運動で増えると言われていましたが、体を動かしたり、食事法でもでてくるようです。
生活習慣も重要みたいなのでいろいろな面で改善していきたいところですね。
今はあれほど、運動するのが苦痛だったのが、運動した後はセロトニンがドバドバでてくる感じもしてくるので、運動し終わった後の爽快感ほんとうにたまらなく気持ちいいです。
運動ってこんなに気持ちよかったのかよ~。
うつ病のときに水泳で1㎞ほど泳いだ時もβーエンドルフィンがでてフワフワ気持よかったのですが、でも効果時間はわずかで継続はしませんでした。やはり背側迷走神経が解除されているのとされていないのとでは天と地のさほど違いますね。神経伝達物質の流れも脳の中から感じられるんです。これも長い間脳の中がほとんど死んだ状態だったからよけいに感じられるんだろうなーと思います。
今は毎日が運動したくなっちゃう感じで、休日は必ずかかさず外にでるようになっています。
夏場は青空が続くと、外にでてセロトニンを増やしたくて外にでたくて仕方がです。
以前は、乾燥肌で青白でかなりやせ細っていかにもひ弱で生気がなかったのですが、最近は日焼けし筋肉もついて、がっちり体型にかわってきましたよ。
女性からも声をかけてくれるようになりましたし。
見た目が変わると人生も変わってきますね~。
女性に話しかけるのも苦手な性格でしたが、最近は異性との交流も増えてきている感じで本当に人生好転してきたなと感じます。
まだ、恋人はいませんが、いつかはゲットしたいです。
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